Line her nose American Line her nose
British West Coast Japanses
BLUE MOON VOILLER Who's YAMPO
I stand alone” 

AL KOOPER

 
N E X T H O M E B A C K
 
このレコード見つけた時、国内盤のくせにシールがかけられ今までにない「レコード帯」がつけられていた。その帯には、ジャケットの自由の女神のイラストと、「アート・ロックの旗手」と書かれたロゴが何か新しいものを感じさせてくれた。
1944年2月5日、New Yorkで生まれたアルは60年代の初めにはスタジオ・ミュージシャンとしてGary Lewis & His Playboys等のレコーディングに参加し、自ら作曲した曲も大ヒットするという活躍をしていた。そんな、アルの転機となったのがBob Dylanのレコーディング(Highway 61 revisited,Blonde on blonde)だ。ギター片手に一人で歌っていたBob Dylanが初めてエレキ・バンドをバックに歌った65年7月25日のNew Port Folk Fesのステージにも立っている。この時出会ったギタリストMike Bloomfieldによってブルースに開眼したアルはBlues Projectを結成し、ブルースやジャズをロックっぽく(いちばん適切な言葉)演奏した「泣きたい気持ちI can't keep from cryin' sometimes」(日本でもシングル盤がリリースされていた)、"No time like the right time"等を放った。 Blues Projectを経て、Blood,Sweat & Tearsを創設し、"I love you more than you'llnever know"等、「泣きのクーパー」を見せつけてくれたものの、ブラス・ロックの先駆者たろうとしたBlood,Sweat & Tearsからは叩き出されてしまった。1968年、アルはMike Bloomfield,Buffalo SpringfieldのメンバーだったSteve Stillsとの"Super session"を発表した。このアルバムは、Blues Projectで見せたブルースへのアプローチをBloomfield自身の参加により、一気にWhite bluesの頂点を極めたアルバムとなり、当時「ブルースっちゃ何かいな」と思っていた僕らに、ブルースを教えてくれた。実際このアルバムはアルとマイク、アルとスティルスが別々に行ったセッションをレコーディングしただけのものなのだが、そのスタジオの熱気まで伝えてくれた。(最近、僕はCDに対する偏見から解放されつつあるが、"Super session"のCD化はマイクのギターの音色を壊してしまっているから、レコードで聞いて欲しい)また、ジャズの世界では昔から使われていた"Session"という言葉をロックの世界に持ち込んでくれた。
 1969年には、"Super session"を更に昇華させたBloomfieldとのフィルモアでのライブを収めた「フィルモアの奇跡」というライブ・アルバムを発表した。これも当時のロック・ファンをブルースの世界へと導いてくれた歴史的なアルバムだ。
 そして、彼のソロ・アルバム"I stand alone"がリリースされた。A面の最後の曲「月面軟着陸」はNASAの偉大な功績を讃える曲としてFENで何度か聞いていたが、それ以外はレコードを買って、初めて聞く曲ばかりだった。それまで聞いていたアル関連のレコードを笑い飛ばすかのような、"I stand alone"の無節操さは、僕を落胆させるには充分すぎるものだった。ところが、"I stand alone","Camille","One","Coloured rain"と続くサウンド・コラージュの世界にいつしか引きずり込まれてしまった。
 ブルース、R & B、ロック、ポップス、カントリーといったアメリカの文化を、アルなりの「良いっちゃない」という感覚でちりばめたこのアルバムにAl Kooperという人間をみさせてくれたのではないだろうか。結局、彼のソロ・アルバムの全て、名前がクレジットされているレコード(もちろんEddie & Hot Rodsも含むのだ)を一枚残らず聞く羽目になったし、トップ・ページを飾りたいとまで思わせてしまうんだから。 82年に、ソロ・アルバム"Championship wrestling"を発表した後、彼の新しい活動は聞けなかったのだが、1994年2月にNew YorkのBottomLineでの三日間のセルフ・リスペクト・ライブを行った。彼の軌跡をたどるようなライブが"Soul of a man"のタイトルでリリースされた。そのLine her notesの最後には"Dedicated to Harry Nilsson,Mike Bloomfield,Danny Gatton,Nicky Hopkins"と記されている。
  
 
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”Do right man” 

Dan Penn

 
N E X T H O M E B A C K
 
1. Dark end of the street
2. Cry like a man
3. It tears me up
4. You left the water running
5. Do right woman,do right man
6. Memphis woman and chicken
7. Zero willpower
8. He'll take care of you
9. I'm your puppet
10. Where there's a will(There's a way)

personel
Vocal,Acoustic guitar,12 string guitar: Dan Penn
Guitars :Reggie Young,Jimmy Johnson,Gary Nicholson
Bass :David Hood
Drums :Roger Hawkins,Florence Flash
Keyboads, B3 :Bobby Emmons,David Briggs,
Spooner Oldham,Carson Whitsett
Harmonica :Delbert McClinton
Memphis Horns :Wayne Jackson,Harvey Thompson,Doug Moffet,Charles Rose
Produced by Dan Penn and George Drakoulias
Recorded at Muscle Shoals Sound Studio,Sheffield,AL

Otis Redding,Aretha Franklin,Persey Sledge,Sweet Inspirations,Solomon BurkeJames CarrといったR & Bシンガー達に"I'm your puppet","Dark end of the street"
,"It tears me apart","Do right woman"等の曲を提供していた男、Dan Penn。
 はっきり言って、好き者にしか知られてない名前だろう。まったくダンを知らない人に彼がどんな歌を歌っているのかを文字で説明しようとなると難しい。「(現在の)クラプトンのがMuscle shoalsのバンドで歌っている感じ」と言っても、じゃ、マッスル・ショールズってなに?と来るだろう。
 60年代後半、R & Bのヒット曲、名曲を数々生みだしたスタジオが有ったマッスル・ショールズとメンフィスという町のスタジオ・ミュージシャン達が作り出す職人芸をマッスル・ショールズ・サウンドと言っていた。シンガーのバック・アップに徹するため、リズムは正確、歌を盛り上げでしゃばらずというルールの中で、自分の持ち味をさりげなく表す実力派の連中だ。中には参加したレコードが1年間に40曲以上チャート・インしたというから、凄い。70年代には、アメリカの白人どころかイギリス、日本の有名な人達がわざわざ出かけてレコーディングするようになった。
そこで、作曲やプロデュースをやっていたダン・ペンが二十年ぶりに作ったソロ・アルバムです。派手さはなく地味でいて、がっしりと脚が地に着いた男の歌を聞かせてくれる。すべて彼の作曲、共作で、どこかで聞いた事がある曲が数曲あるはずだ。
 年を重ねたクラプトンも良いけど、こんな男の歌ほど聞いて欲しいものだ。94年春
  
 
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”Berlin”

Lou Reed

 
N E X T H O M E B A C K
 
Berlin ベルリン
Lady Day レディ・デイ
Men of good fortune 富豪の息子
Caroline says U   キャロラインのはなし
How do you think of it 暗い感覚
Oh,Jim オー・ジム
Caroline says U キャロラインのはなし
The Kids  子供たち    
The bed ベッド
Sad song 悲しみの歌  

ギタリストであり、ボーカリストの一人としてAndy Worhalの映像の世界をロックに乗せて具現化していた。"Heroin","Waitinfor my man","Female fetal","Sister Ray" に歌われているような麻薬、同姓愛、性倒錯の世界はNew Yorkのアンダー・グラウンドはこんなものだと見せてくれるているのだろうと思っていた。彼は、1970年にVelvet Undergroundを去り行方をくらましていたが、1年ほど してソロ・アルバムをリリースし、ますます普通じゃない世界で生きている事の便りをくれた。そして、1973年に3作目のアルバム"Berlin" をリリースした。このレコードを聞く前に、歌詞カードの写真のページに目を奪われてしまった。ルー・リードという監督が作った映画のスチールを見せられた思いだった。歌詞カードを見ながらレコードを聞いた。全く、映画だ、この物語に登場する男女の類は現実に僕の周りにはいないほどギトギトの特上のロマンチックな悲恋の物語の主人公はルー・リードなんだろうか。
 子持ちのキャロラインという酒場女に惚れたルー。しかし、キャロラインはジムという男と出来てしまった。ルーはジムに、僕を捨ててしまうのかい、彼女の方が良いのかい・・・彼女はルーとジムの関係を知って自暴自棄となってしまう。彼女がレズだった事も分かり、子供は奪われる。泣き叫ぶ子供の声。キャロラインは部屋の鏡にルージュでBERLINと書いた後、ベッドで手首を斬った。
 独りきりの真夜中にウイスキーか安物のブランデーを飲みながら、ボリュームをそれほど上げずに聞いていると、恐くなってくるほど素晴らしい。
Lou Reed:Vocals,Guitar      Jack Bruce:Bass
Aynsley Dunber:Drums       Bob Ezlin:Keybds
Steve Hunter:Guitar        Tony Levin:Bass
Dick Wagner:Guitar        Steve Winwood:Organ
Michael & Randy Brecker:Hornes  etc

 
N E X T H O M E B A C K
British West Coast Japanses
BLUE MOON VOILLER Who's YAMPO